医療脱毛のリスク
もうのうえん
毛嚢炎
もうのうえん
毛嚢炎とは
毛穴が弱っているために起こる炎症です。
毛嚢炎とは、白いニキビ状のできものが出現したり、虫刺され後のような赤いブツブツ(丘疹)ができる症状です。
痛みはありませんが、かゆみを伴う場合があり、症状の悪化が進行するとしこりや圧痛、発熱症状が起きる可能性があります。
毛嚢炎の原因
脱毛後に毛嚢炎が発症する原因の一つは、レーザーの照射によって皮膚のバリア機能が低下することです。通常、皮膚には外から侵入する菌を排除するバリア機能が備わっています。しかし、レーザー照射で発生する熱により、バリア機能が低下、毛穴に菌が侵入し炎症を起こすことで毛嚢炎が発症してしまいます。
毛嚢炎
症状が出やすい部位
もともと毛が濃く太いヒゲ・ワキ・ビキニラインは症状が起こりやすい部位です。毛が濃く太い部位はレーザー照射の反応が強く出やすく、それにより熱量が多く発生するためです。
また、髭剃りによって皮膚が傷ついてしまったり、部分的に乾燥が進行し、保湿が至らず雑菌が侵入しやすい状態になることがあります。
毛嚢炎を予防する方法
毛嚢炎は、体質や環境により起こりうるリスクですが、できる限り発症を抑えるよう予防を行ってください。
特にヒゲに関しては、ヒゲ剃りでダメージを与えないよう、頬からアゴ下に向けて順剃りをして下さい。逆剃りは皮膚を傷つけやすいので発症リスクが高まります。
脱毛後には、炎症止めの軟膏をお渡ししておりますので、2~3日間は塗布して様子を見ていただきます。それでも症状が治まらない、悪化している場合は使用を中止していただき、クリニックにて診察を行います。
必要に応じて処置、内服薬等の処方をいたします。保証が適応されるため料金は一切発生いたしません。